2015年09月25日

【コラム】 住宅の価格 と 坪単価

坪単価いくらですか? は参考になりません

キーワード『坪単価』とは・・・
家の価格延べ床面積(全階の床面積)で割った値をいいます。

ここでは現代で主流の㎡(平方メートル)ではなく、畳2帖(約1.82m×1.82m)を1坪とした、坪で計算します。


よく、お客様は営業さん、スタッフさんに「坪単価いくらですか?」と聞かれますが、これはスタッフも困る質問なのです。

なぜかというと、家の価格って会社ごと違うんです。



家の価格はどこまででしょうか?

こちらの資料は一般的なハウスメーカーで見る一例で、

住宅会社と2500万円の契約を交わした場合の内訳です。

kouji-syurui.jpg

※ 補足説明

建物本体: 基礎から屋根まで、キッチン等水回り等含みますが、太陽光は別になります。

地盤改良: 地盤調査費+改良が必要な場合はその分かかります。

電気水道: 家から電線まで、水道本管までつなぐ工事です。

外構: お庭、駐車場、塀やポストの工事です。

インテリア: 照明、カーテン、エアコンの工事です。

アンテナ: TVアンテナをつける工事です。

解体: 建て替えの場合の工事です。更地でも整地が必要な場合があります。

確認申請: 建物を建てる許可を官庁に提出する書類作成・提出の代行費用です。

管理費: 設計管理費・現場管理費は工事価格とは別に切り離さないといけない規則です。



さて、家の価格はどれですか?もしくは、全部という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



(例1)建物本体のみで40坪の家の場合   2000万円 / 40坪 = 50万円 / 坪

(例2)総額で40坪の家の場合   2500万円 / 40坪 = 62.5万円 / 坪



安くアピールしたい会社や営業マン、チラシ広告は建物本体だけを坪で割っている可能性も考えられます。

なので、

せっかく聞いたとしても、会社によって、人によって計算(家の価格)が異なりますので比較の基準がありません。



でも、なぜこんな内訳があって坪計算にいれない会社があるのかといえば

建てる敷地によって価格が違うからです。

地盤の良し悪し、道路までの水道管の長さ等敷地によって変わるものはたくさんあります。




※また、それは税込、税抜きどちらでしょうか。

2000万円で8%違うと160万円、つまり40坪で4万円 / 坪にもなります。

同じ価格同じ大きさでも価値観が違う!

坪単価30万円ですよ!と聞いて、すぐに契約を済ませた方が
いざ、フタをあけたみたら「こんな弱そうな構造・安そうな仕様だから30万なのか」という話もよくあります。

結局、追加契約で坪60万円になっちゃって、これならもっと他の会社も見ておくんだった!
と、契約してから会社を疑い始めてしまうお客様もいます。
中には、契約金100万円を捨ててまで他社に乗り換えたいというような方も来ました。


同じの8.5帖大きさの家で同じ坪40万円の家なのに価値が違うと思いませんか?
tubotanka.jpg

どんな設備や材料が坪単価に含まれているのでしょうか?

材料はどうでしょうか? → 柱の本数、壁の長さの決まり
設備はどうでしょうか? → キッチンの大きさ、窓の大きさ、窓の標準枚数
家の形はどうでしょうか? → 形が真四角かデコボコにできるか

せっかく坪40万円という気持ちでいたのに真ん中の家だったら変更(追加)ばかりでガッカリですね。
下の家のような複雑なつくりは、材料の増加や手間がかかり、原価が高くなるため、通常の価格ではできない会社が多いと思われます。

なので、単価と坪数が決まっているからといって価格はまだ決まりません。

価格には必ず理由があります。
ざっくりしたお話よりも楽しくじっくり家を考えながら、時よりお財布と向き合っていただけたら幸いです。


また、余談で、先ほど管理費という言葉がでましたが、
現場での諸経費は建物本体価格に含まれている場合が多くあります。

しかし、60坪の家をつくるからといって管理費(設計料・監督料)まで30坪の2倍にはなるとは限りませんよね?


このページを見られた方はこちらのページもチェックしています

【コラム】どっちが得?

家づくりの流れとポイント

  1. ホーム
  2. 2015年09月09日«2015年09月25日»2015年10月28日